この記事は2020年6月2日にnoteにアップしたモノです。
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ASD&場面緘黙&不登校の次男とADHDっぽい長男の備忘録。
そういえば、自粛前の時点でうちは次男だけではなく長男も登校拒否してたんだったわ。
2月入ってから1日1時間程度学校に行ってたけど、夫の職場でコロナ感染者が出て、夫が濃厚接触者として出勤停止になった。
濃厚接触者の家族も濃厚接触じゃね?ってことで、家族そろって勝手に自粛生活に入ったら、世間が私たちを追いかけてくるように休校や自粛となり、あれよあれよと6月になっていたのだ。
そう考えると、長男は4か月くらい休んでたことになる。課題の提出やプリント類の受け取りに登校したことは数回あった程度。
長男は4か月の間にすっかり登校拒否してたこと忘れて登校している。
クラス替えがあって今までで一番いいメンツなのが大きいことと、一番嫌いな理不尽に怒り出す体育の教師が異動したのが大きい。
次男は、登校できていない。
小学校のとき一緒にPTAしてたママたちが、次男と一緒に学校に行けるようにとチャンスをくれるけれども、次男の中で「ああなったらどうしよう」「こうなったらどうしよう」って気持ちで、悲しくなって想像しただけで泣いてしまうのだ。
それでも、学校で禁止されているフォートナイトを一緒に遊んでもらったり、近所の同級生が遊ぼうって家に来てくれるのはとてもありがたい。
中学生になった彼らがLINEを繋げてゲームに誘ってくれるのだ。
新しい環境の中でみんな成長していく。取り残された次男のことをいつまで誘ってくれるかはわからない。それでも、その気持ちに感謝しかない。
次男には、Twitterを使って一緒にプレイしてくれる人を探すように伝えている。
文字上とはいえ人に話しかけるというハードルがあるから次男には難しいかなと思っていた。でも、この自粛の間は昼間家にいる学生が多くて次男から声掛けして一緒にプレイしていることが何度かあった。
こういう小さな成功体験を積み重ねていって、人と接触することに慣れていってくれることを私は見守っていくだけ。
私自身は失敗してなんぼって思っているけれども、次男は一度の失敗が命取りの状況なので失敗しないようするか。失敗しても平気な失敗をさせるかという絶妙な塩梅を見計らっていかなきゃいけない。
それにしても、イライラして当たり散らしたり、死にたいと落ち込んだりすることが去年に比べるとほとんどなくなったので私の気持ちも穏やかになった。
生きてさえいてくれたらいい。そして、穏やかな気持ちで過ごしてくれれば更にいい。