日常のカケラ

場面緘黙とASD不登校次男やおっとりマイペースの長男の記録

高校2年2学期終わり

今日終業式の学校が多いだろう。

多分に漏れずうちの長男も終業式だった。

 

手抜きすると宣言されていたテストもそんなに悪くなかったので、通知表がちょっと楽しみであった。

 

 

基本の5教科はオール3。

副教科は4と5で半分ずつになっていた。

 

評定平均が3.7。

 

クラス順位が4位だった。

 

今年から学年順位が出なくなったので学年順位が分らず。

 

 

まぁまぁの成績でほっと一安心。

 

 

高校受験時のオール2から

オール3を目指してた時がウソのよう。

 

nutsco.hateblo.jp

 

 

高校受験の時、みっちりと伴走して勉強の仕方を教えたけれども、高校に入学したときにはスッカリ忘れていて、高校1年の1学期はテスト勉強の仕方を一から教えることになった。

 

あの半年は何だったんだろう?

 

と、思いつつも

あの頃と違うのは、本人自ら「勉強の仕方教えて」と来たことだ。

 

 

中3の時は

「俺多分やる気なくなっちゃうからケツぶったたいて」

と頼まれたのでやる気のない長男を叱咤激励しながらやっていた。

 

 

その時とは全く違ってたので、3度目の一から教えることとなった。(1回目は中学受験を考えてた小5の時ね)

 

1学期の期末テストまで手伝って、それ以降は「自分でできそうな気がするから自分でやるわ」と自分でやり始めた。

 

 

本人がやる気を出して、やり方を覚えて、自分で試行錯誤し始めたおかげで私は完ぺきに手を放して見守るだけとなった。2年前はこんな日が来るとは思わなかった。入学した時は、偏差値を上げて入った高校なので勉強についていけずに、苦しんでしまわないか。周りと自分の能力の差で自己肯定感を下げてしまわないか。と心配していたのだが、それは通り越し苦労に終わった。

 

 

怖がりで高校受験から入学するまで学校までの経路を付き添ってほしいと何度も付き添ったのだが、今はグーグルマップの使い方を覚えて都内まで講習を受けてくることもある。去年までは駅ビルでお茶したり、買い物したりすることを怖がってた子が、今では松屋で一人牛丼もできるし、今日は電卓をロフトで買ったり、病院にだって一人で行けるようになった。

 

 

いつも一緒にやってと頼ってきてたあの幼い長男がなんだか大人になってきた。

 

 

学校とのやり取りも、ピアノの先生とのやり取りも、簿記講座の先生とのやり取りも全部自分でやっているので、いつも私が間に挟まってたのがなくなってとっても楽になってきた。

 

 

 

まだまだ幼い部分はあるけれども、だいぶ同級生に近づいてきたように思う。

 

 

これからどう育っていくのかはまだまだ未知数だけど、専門学校を卒業したら専門学校と提携している大学に進学もできるんだけど、「もう勉強は20歳で終わりにしたい。早く働きたい。」と言っているので専門学校卒業後は就職と決まっている。

 

 

長男は今17歳。

 

 

あと3年。

親としてできる範囲でサポートしていく。

 

 

 

あ。余談なんだけど運転免許は絶対に取っててほしいので、専門学校に入る前(高校生の間)に合宿で行かせようと思ってる。冬休みか春休みか、行先については本人に選択してもらう予定。

 

 

お金は本人が働いたら返してもらう約束になってる。

 

 

※勉強で忙しすぎて専門学校卒業するまではバイトできないため

※専門学校入ったら朝から晩まで勉強尽くめで教習所通うの難しそう

※就職してからも忙しくて教習所通うの難しそう

 

 

私自身が免許に関するお金は自分で工面してきたからね。

なんでもかんでも親が負担するのはよくないと思ってる。

 

 

 

勉強で忙しい忙しいと書いてきたけど、長男はそんな最中でも毎日きっちりゲームをしている。ゲームのために生きているので、一番の癒しであるゲームを取り上げてしまうのはかわいそうだと思っているし、本人が自分で段取り組んでやっているので本人を信じて任せている。

 

そして、長男はそこそこ強いらいしので来年友達とチーム組んで大会でるみたいな話してる。(毎年そう聞くが本番に弱くて賞金をゲットできたことはない)

 

 

頼りなかった長男がなんだか頼もしくなってきている。